数年前に「リボベジ」というのを知ってからすっかりハマっている主婦です。
リボベジとは
リボーンベジタブルの略で再生野菜という意味。
いつもは捨てちゃう根っこやヘタを水に浸して、再び栽培して再度収穫を楽しみます。
我が家で挑戦したリボベジについて、やり方から育て方を成長記録と共にご紹介。
ねぎ
ねぎは100発100中でリボベジできます。
(わたしの実体験より)
万能ねぎのような細いねぎでも、あまり根っこが付いていない長ねぎでも大丈夫です。
【再生方法:万能ねぎ】
12月16日
万能ねぎは青い部分を多めに残して切り落とし、根を水に浸します。
左:12月16日13時59分 右:12月16日21時52分
数時間ですごく伸びます。
1月6日
ここまで伸びたらねぎ食べ放題。切られては成長し、切られては成長し、を繰り返します。
【再生方法:長ねぎ】
1月6日
長ねぎは下から3センチぐらいを残します。
水の量は万能ねぎと違って根っこがないので、白い部分の下から1センチぐらい浸れば十分です。
根っこが出るまでは水はこまめに替えましょう。
1月15日
成長は万能ねぎよりゆっくりかもしれません。
【ヌルヌルしてきた・腐った】
腐ってしまったねぎはすぐに捨てましょう。
復活することはありませんし、放置すると他が悪くなってしまいます。
水に浸っているねぎの白い部分の外側が剥けてきたり、根っこがヌルヌルしてきたら、水でザッと洗い流します。
根っこだけ水に浸るようにしたほうがより良いですが、上記の写真のような状態でも育ちます。
また水に日が当たると藻が発生してヌルヌルの原因になってしまうので、
4月8日
左:万能ねぎ 右:長ねぎ
日が当たらないようにアルミホイルや布を巻いたりして日よけすると良いです。
【土で育てる】
庭があったりプランターで土を用意できるのであれば、ねぎは水耕栽培より土で育てるのがおすすめです。
12月23日
上記で紹介した万能ねぎ、量が多いので半分プランターに移動させました。
植える深さは根っこが隠れるぐらい土を被せれば十分です。
1月19日
2月17日
3月23日
4月14日
万能ねぎだったはずなのに、長ねぎぐらい太く成長しました。
【ねぎ坊主ができた】
プランター栽培したリボベジねぎを大量収穫したときの写真
種を取りたいときはそのまま放置して土に飛ぶのを待ってもいいし、乾燥してから種を回収することもできます。
我が家はプランター栽培で栽培できる量も限られるので、ねぎ坊主ができたらすぐに切ります。すぐに切らないと栄養が坊主に取られてしまいます。
【切り方・収穫方法】
切るときの注意点は根元で切ってしまうとまた再生に時間がかかるので、青い部分2センチぐらい残して(わき芽があるときはわき芽より上で)切りましょう。
わき芽とは:最初の1本又は伸びた葉や茎の根元あたりから出る芽のこと、横に伸びそうな気配がある場所
先っちょが茶色くなってしまったらそこからはもう伸びないので、青い部分2センチぐらい残して切って、また伸びるのを待ちましょう。
【食べ方】
ねぎの青い部分は薬味に最適。
食べるのが追いつかないときは(先っちょが茶色いのばかりになってしまったときなど)、切って冷凍しておくと良いです。
ねぎ坊主は開きかけぐらいまでなら美味しく食べることができます。
天ぷらやチーズをかけて焼いて食べると美味しいです。苦みが少しあります。
人参
3月25日
人参は再生するときとしないときがあります。
ヘタ部分が平らで薄茶色くパッサパサに乾燥しているのは再生しにくいです。
上記の写真はリボベジするに満点な状態。
【再生方法】
ヘタ部分を多めに残し、適当な容器に水と一緒に入れます。
水の量はヘタの部分に水がかからないぐらいです。水の量が少ないので水を切らさないように注意します。
3月27日
3月29日
4月8日
4月14日
4月21日
4月27日
4月29日
この日から収穫して食べているので葉が減っていきます。
5月1日
【腐ってきた・腐った】
広範囲でなければ腐った部分を切り取る。広範囲で腐ってしまったら迷わず捨てましょう、復活することはありません。
写真の人参は広範囲に腐ってしまったので捨てました。
【切り方・収穫方法】
実の部分は食べられませんので、伸びた葉を食べます。
根元5ミリぐらいを残して切って収穫します。
切ってしまった部分はもう成長しません。
【食べ方】
しっかり香りがある葉なのでパセリの代用として大活躍します。
量がたくさんあればかき揚げの具材にしたり、スープの具材にして煮込んでも香りを楽しめます。
量が少ない場合はサラダやスープにパラリとかけて香りを楽しみましょう。
再生野菜「リボベジ」を成功させるコツ
- 根元やヘタは多めに残す
- 日あたりの良い場所に置く(夏場の直射日光は避ける)
- 水を切らさない
以上、ねぎと人参のリボベジのやり方から育て方、成長記録でした。
薬味に彩りと楽しめますので、ぜひお試しください!
余裕があれば
水耕栽培用の液肥を使うとより長持ちしますし、水替えの頻度も少なくて済みます。
(濁ったりしてきたら替える程度)
我が家は夏場にバジルや青しそを水耕栽培しているので、ねぎを水のみでリボベジするときは液肥を使っています。(人参は水道水のみ)
我が家の液肥セット。
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