ゼロウェイストとミニマリストと健康を両立させたい主婦です。
昨年から代替肉という言葉をメディア等でますます見かけるようになりましたね。ハンバーガーショップのフレッシュネスやモス、焼き肉のネクストミーツなどなど盛り上がっております。
わたしも以前から気になってはいましたが、包装ごみ・添加物・塩分等にムムムッとなっていました。しかし一度はどんなものか試してみるのも良いんじゃないか?ということで、近所のイオンで買える代替肉をいろいろ食べてみました。
味見に付き合ってくれた旦那さんに感謝、ありがとうございました。
Deats (ディーツ) ディーツ唐揚げ
ディーツフードプランニング株式会社のおからとこんにゃくをベースとした次世代プラントベースフードDeats (ディーツ)シリーズです。
唐揚げの他に、ミートボール・フライ・フリッター・焼き鳥があります。
原材料と栄養成分
原材料はこちら。
代替肉は原材料が混み合ってる印象なのですが、これはとてもシンプル!
栄養成分はこちら。
おからとこんにゃくを使ってるだけあって、素晴らしい食物繊維量!塩分も2g以下!
感想
パッケージを開けた瞬間の状態ですが、見た目から完全にから揚げですね。まだ温め直し前なのですが香りも完全に唐揚げ!食欲がわく良い香りがします!見た目も香りも最高!
パックのまま電子レンジで温められますが、せっかくなのでトースターを使いました。
これは!完全にから揚げ!代替肉によくある繊維っぽさもなく、噛み応えもかなり似ています。しっとり柔らかい鶏肉を使った唐揚げそのものです!びっくりした!
味付けは昔ながらの家庭の唐揚げです。最近流行のスパイスが効いている衣ではなく、シンプルに醤油・にんにく・生姜に漬け込んで揚げたような味。スパイス感が強いのがお好みの人にはもの足りないかもしれません。わたしはこの味、大好きです。懐かしの唐揚げ。
お弁当を持って出勤していたときこの商品に出会いたかった。おにぎりとこの唐揚げをパックごと持てばもう十分豪華なお弁当です。
気になることはかさばるプラスチック容器ぐらいでしょうか、パウチタイプなったらうれしいかも。どっちにしても市販品を買えば包装は使い捨てになってしまいますが、箱形の容器よりはごみは小さくできるかなと。
アサヒコ TOFFU PROTEIN 大豆のお肉 焼き肉
老舗豆腐メーカーAsahico(アサヒコ)の商品です。イオンでちょっとお安くなっているのを発見して買ってみました。
焼き肉味の他に、にんにく塩味もあります。
原材料と栄養成分
たれ(国内製造)(醤油、ぶどう糖果糖液糖、おろしにんにく、水飴、植物油、砂糖、いりごま、醸造酢、濃縮りんご果汁、豆板醤、コショウ、レッドベルペッパー、でん粉加工品)、大豆加工品(大豆たんぱく質、米粉、小麦グルテン、ココア粉)、植物油/カラメル色素、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、香料、(一部に小麦・ごま・大豆・りんごを含む)
Asahico公式/TOFFU PROTEIN/商品情報より
原材料はこちら。
栄養成分はこんな感じ。食物繊維4.4gはうれしいですね。
感想
温め方は鍋でボイルでもいいし、袋ごと電子レンジで温めることもできます。
わたしは最初に鍋で温めたのですが、皿に盛って食べてみたら真ん中あたりがまだ冷たかったのです。真空パックのようにパックの中でカチッと塊になっているので中心部まで温まりにくいのかもしれません(電子レンジで温めなおしました)。中身を皿にうつして塊をほぐしてから電子レンジで温めるのが一番良いかも。
見た目もハラミっぽく、食べてみると食感もハラミっぽい感じです。弾力があります。大豆ミートによくある繊維質も感じます。
味はおいしいです!ちょっと濃い味ですが食べ応えもあって、肉大好きな旦那さんも「これは肉だ!」とモグモグ食べていました。
そのまま食べても良いし、ご飯にちぎった焼き海苔と一緒に盛って焼き肉丼にしても良いし、レンチンで蒸した野菜と和えて簡単野菜炒めとかにしても良いかも!
量は1パックを1人で食べるには多いので、2人で1パックでちょうど良いかも。
気になることはぶとう糖果糖液糖やカラメル色素などの原材料。これらはあらゆる加工品に入っているので加工品を利用するかぎり気にしてもしょうがないとは思いますが。あとはもうちょっと薄味でも良いかなぁ。
にんにく塩味は焼き肉味よりカロリー・脂質・塩分が少ないので次回はにんにく塩味も試してみたい。
伊藤ハム まるでお肉!大豆ミートの焼肉炒め
伊藤ハムのまるでお肉!大豆ミートシリーズです。
焼き肉炒めの他に、うま塩炒め・にんにく味噌炒めがあります。
原材料と栄養成分
原材料はこんな感じ。
先ほど紹介した『アサヒコ 大豆のお肉 焼き肉』と似てますね。
栄養成分はこちら。
脂質が低くていいですが、塩分にびっくり!
感想
この商品は野菜と炒めて食べるタイプでした。
公式のレシピは玉ねぎ200gでしたが、パッケージを開けたときの香りからもっと多くても良いなと思い、
玉ねぎ300gで作ったのがこちらです。
ちなみにパッケージから出した直後の『大豆ミートの焼肉炒め』の様子はこんな感じ。
塩分が多いのが気になる(減塩生活中)のと野菜を追加してかさ増しされたので、4人分に分けて盛りました。
大豆ミートのサイズは小ぶりです、『アサヒコ 大豆のお肉 焼き肉』ほどの大きさや厚みはありません。食べ応えは野菜が補ってますね。食感はやはり繊維質はありますが、弾力は感じました。
味はとにかく濃すぎる!玉ねぎ300gでも足りなくて、千切りキャベツ山盛りの上に盛ってキャベツと一緒に食べたらおいしく食べられました。タレは辛口なので辛いのが苦手なお子さんには食べにくいかもしれません、豆板醤がかなり効いてます。
野菜は玉ねぎよりモヤシやキャベツの方が合いそうかも。舞茸とかも良さそう。味がめっちゃ濃いのでモヤシは3袋ぐらい入れても全く問題ないと思われる。
気になったことはタレの匂いも濃いせいか、キッチンやダイニングにこのタレの匂いが染みつきました。キッチンを片付けてもしばらくタレの匂いが消えないのが嫌だったな。食洗機にも匂いが残りました。
あとは塩分の多さや濃すぎる味をもうちょっと調整してほしいなと。
おいしくないわけじゃないけどリピートはなさそう。ガツンと濃い味が大好き!って方にはたまらない味だと思います!
日本ハム Natu Meat(ナチュミート) 大豆ミートハムタイプ
日本ハムのナチュミートシリーズのハムタイプです。
原材料と栄養成分
原材料はこちら。
ちなみに日本ハム製品の無塩せきロースハムの原材料はこんな感じ。
豚ロース肉(輸入)、還元水あめ、加工酢、食塩、ポークエキス、水あめ/リン酸塩(Na)、香辛料抽出物、(一部に豚肉を含む)
日本ハムホーム/商品情報/ハム・ソーセージ/アンティエ® 無塩せきロースハム ハーブ&スパイスより
栄養成分はこんな感じ。
日本ハム製品で同じ60gあたりの無塩せきロースハムの栄養成分は、
栄養成分※1パック(60g)あたり
- 熱量 66kcal
- たんぱく質 12.2g
- 脂質 1.3g
- 炭水化物 1.4g
- 食塩相当量 1.8g
日本ハムホーム/商品情報/ハム・ソーセージ/アンティエ無塩せきロースハム ハーブ&スパイスより
でした。
大豆ミートだからって諸々が低いってわけではないのか。ちょっとびっくり。
感想
鮮やかなピンク色に違和感を感じつつ食べてみると香りはハム、味はサラミでした。これだけで食べるとサラミ感が全面に出てしまってハム感薄めですが、
ハムエッグにするとハムだなって思いました。サンドイッチの具とかにするのもサラミ感が抑えられて良いかもしれません。
気になったことは原材料や栄養成分気にするならば、肉を使ったハムを食べた方がまだ体に良さげっていうこと。味も想像よりおいしかったという印象です。今後の改良に期待!
三育フーズ 大豆で作ったソーセージタイプ リンケッツ
大豆たんぱくをウインナーソーセージ風に加工されたものです。
三育フーズといえばごまクリームやピーナッツクリーム!愛用している方は多いのではないでしょうか。わたしも幼少期からよく食べていました。
原材料と栄養成分
原材料はこんな感じ。
栄養成分はこちら。
一般的なウインナーソーセージと比べてカロリー・脂質・塩分と低いようです。
感想
缶切りは不要です。そして缶を開けたときのこのビジュアル、謎の汁に浸っとる!と食べる気が少々失せました。
ザルにあけてさっと水洗いして、
水気を切ってからフライパンで焼きました。焼く前の味見が気分的にどうしてもできなかった。
焼きあがりがこちら。
食べてみると味はウインナーソーセージ、食感は魚肉ソーセージでした。
味は想像以上においしくてびっくり!最初は缶を開けたときの見た目に、おう、ってなりましたがとてもおいしい!大豆ミートっぽい味も感じられますが、焼き目の香ばしさとケチャップやマスタードをつければもうウインナーソーセージでした。
食感はモソモサっという感じ。皮は弾力というか張りはありますがパリッとはしてません。肉を使ったウインナーソーセージの食感はありませんね。
気になったところは値段ぐらいでしょうか。1缶400円ぐらいするので気軽に使える商品ではないかなという印象です。とても日持ちがするので防災用の非常食ストックに入れておくのが良いかも!
味はすごくおいしいので、そのまま食べたときの味とかスープに入れたときの味とかを確認したいので、また近々買って試してみたいと思います。
相模屋 肉肉しいがんも ~INNOCENT MEAT~
BEYOND TOFUシリーズで有名な相模屋の商品です。
相模屋の商品は我が家の食卓でよく登場しており、とてもお世話になっています。
原材料と栄養成分
原材料はこちら。
栄養成分はこんな感じ。
感想
「がんも」という商品なので代替肉に入れても良いのか?と思いましたが、パッケージに「植物製肉です」とあるので代替肉ということで。
こちらは焼いて食べる商品です。
フライパンで焼くのがめんどくさかったので、今回はオーブンで焼きました。
開封して焼く前の状態はこんな感じ。よく見ると表面に油が練り込まれているのがわかります。
オーブンで20分ほど焼いたのがこちら。焼いてる最中に表面に練り込まれていた油がジュウジュウなってました。
食べてみると正直「肉」ではないですね、商品名通りに「肉肉しいがんも」でした。わかりやすく言うならば焼いたがんもを焼き肉のタレで味付けした感じです。どうにか肉で表現するならば食感は鶏のつくねっぽいのかな。パサパサはしてなくてしっとりしてますが。
味付けはしっかりついていて、濃いめですがおいしいです。おすすめトッピングにぽん酢や柚子胡椒がありますが、これらをかけるとちょっと塩っぱすぎるかも。薬味なら良いかもしれませんね。
肉肉しいがんも -The INNOCENT MEAT- ブランドページ
公式のページを見るとハンバーガー・カレー・ミートパスタの具として使ってほしいようです。それらに合わせるには味が濃すぎるような気がしますが。
おすすめランキング
1位はDeats (ディーツ) ディーツ唐揚げ!
もう断トツで1位!フライ(白身魚のフライをおからとこんにゃくで再現)も試してみたい!
2位は三育フーズ 大豆で作ったソーセージタイプ リンケッツ!
見た目でビビりましたが、それに反してのおいしさにびっくり!
3位はアサヒコ TOFFU PROTEIN 大豆のお肉 焼き肉!
そのままでもおいしいし、ちょっと野菜を追加しても味が薄まらない程度の味付けで、簡単に済ませたいときにきっと便利!
番外編
三代目 茂蔵
イオンで買える商品ではありませんが、茂蔵の『大豆のから揚げ』もおいしいです!1パック300円しないぐらいで値段もお手頃!
ベジカフェ ハナウタ
船橋市夏見にあるヴィーガンカフェです。
夫婦共にお気に入りの店で(店長のワンちゃんがまたかわいい!料理を待つ間になでまくりです)、とくに旦那さんがここの大豆ミートから揚げが好きで、職場の人を度々連れて行くほどのお気に入りでした。
オーナーさんが変わってから行けてないのですが、今も変わらず大豆ミートを使ったメニューが食べられるみたいです。人気メニューも引き継がれているそうなので、きっと今でもおいしい大豆ミートの唐揚げが食べられるはず。
こんな記事もあります
かわさんどっとわーく:手作りで安い!無添加!大豆から大豆ミートを作ってみた。
かわさんどっとわーく:手作り大豆ミート活用レシピ、肉なし豆腐ハンバーグを作る。
かわさんどっとわーく:手作り大豆ミート活用レシピ、肉なしキーマカレーを作る。
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